未決済でもスワップ金利分のみ出金が可能なFX会社と引き出したスワップ金利分に対する税金の取扱い

FX FXのスワップポイント・スワップ金利

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「貯まったスワップポイントを引き出したいけど、ポジションを決済するとトータルで損になるので、ポジションはそのままがいい!」

という願望の有るFXトレーダーは結構いるのではないでしょうか?安心してください、後で書きますがポジションが未決済のままスワップポイントだけを引き出せるFX業者は結構あります。

では、ポジション未決済のままスワップだけを引き出せるとして、次に出てくるのが以下のような疑問ですよね。

「スワップポイントだけを引き出した場合、そのスワップポイントには課税されるの?」

FX取引では、実現した損益に対して課税されるので、基本的にポジションが未決済の場合はそのスワップも含めて課税されません。

補足:毎日スワップポイントが口座に反映される様な場合は、未決済でも課税対象となります。(関連記事:スワップポイントに税金がかかるFX会社とかからないFX会社まとめ【未決済ポジション】

しかし、スワップポイントを引き出した場合は損益が実現していると考えられるので、課税されそうな気がしますよね。

そこで、ここではポジションが未決済でもスワップポイントだけを引き出す事が出来るのか、スワップポイントだけを引き出した場合課税されるのか?についてFX業者毎に見ていきましょう。

【FX業者別】未決済ポジションに係るスワップ引き出しの可否と課税関係

○と×を出す女性

以下では、FX業者毎に未決済ポジションに係るスワップポイントを引き出せるのか、引き出した場合は課税されるのか、という点を見ていきます。

なお、記載内容は2018年3月時点の状況です。FX業者のホームページ記載の情報や電話・メール等の問い合わせにより調査をしています。

FX業者未決済ポジションに係るスワップ引き出しの可否引き出したスワップの課税関係
外為オンライン可能課税されない
SBIFX可能課税されない
ライブスター証券可能課税されない
FXブロードネット可能課税されない
アイネットFX可能課税されない
外為ジャパン可能課税されない
外為ドットコム可能課税される
みんなのFX
(トレイダーズ証券)
可能課税される
DMMFX可能課税される
サクソバンク証券可能課税される
インヴァスト証券可能課税される
セントラル短資FX
(FXダイレクトプラス)
可能課税される
YJFX!
(外貨ex)
可能課税される
マネースクウェア・ジャパン
(M2J)
可能課税される
楽天証券可能課税される
マネーパートナーズFX・Fxnano

可能課税される
ひまわり証券
(ひまわりFX)
不可能
ヒロセ通商
(LION FX)
不可能
GMOクリック証券
(FXネオ・くりっく365)
不可能
FXプライム不可能
FXトレード・フィナンシャル
不可能
マネックスFX不可能

結構バラバラですね。基本的にはポジションが未決済でもスワップのみを引き出す事は出来るのですが、引き出し出来ない業者も有ります。

また、引き出せる業者の中でも引き出したスワップポイントに課税されるのかどうかという点で違いが出ていますね。


「スワップポイントを引き出しているのに課税されない」業者がどういう理屈なのかというと、以下の通り。

まず、スワップポイントをもらうとその分評価損益(ポジションのスポット損益+スワップ損益)が増えます。その際、評価損益は口座からの返還可能額に含まれるので、ポジション保有時に発生しているスワップの益とスポット益を引き出す事が出来るのです。

とはいっても、スワップポイント相当額を引き出しているに過ぎないので、評価損益上はスワップポイントの額がゼロになる訳ではありません。あくまでも、スワップポイントが確定するのはポジションを決済したときなので、それまでは未決済ポジションに係るスワップポイントは課税対象にならない、という訳です。

「引き出すたびに課税」と「決済時にまとめて課税」税金的にはどちらがお得?

上で見て来た様に、未決済のポジションに係るスワップポイントを引き出す度に課税される業者と、ポジションを決済するまではスワップが課税されない業者とがあります。

税金的にはどちらのタイプの業者を選んだ方がお得なのでしょうか?

疑問に思う女性

この点、「為替差益をガンガン狙っていこうと考えている方」は、特にどちらを選んでも問題ないでしょう。決済するまでスワップが課税されない、と言ったところですぐにポジションを決済してしまうでしょうからね。

一方で「スワップポイントをじっくり貯めたい」という方は、引き出しの都度課税されるタイプを選んでみるのもいいでしょう。

なぜなら、スワップポイント派は基本的にポジションの決済をほとんどしないですよね。であれば、スワップポイントの引き出し額によっては所得税の節税が可能だからです。

というのも、冒頭でも書きましたが給与所得者の場合は給与以外の所得が年間20万円以下であれば、所得税の確定申告をする必要が有りません。

つまり、年間のスワップポイント引出額を20万円以下に抑えれば(他にFX等の所得がなければ)所得税の申告をしなくても済むのです。

これが、決済するまでスワップポイントが課税されない業者を選んでしまうと、決済時に一括で課税されるので所得税の申告も必要となってしまうので損かも・・・という訳ですね。

:毎日スワップポイントが口座に反映される業者の場合は、引き出しの有無に関わらず課税対象となるのでこの節税方法は成り立ちません。

最後に

未決済のポジションがある場合に、スワップポイントだけを引き出す事が出来るのか、出来る場合は引き出しの都度課税されるのか、それともポジションを決済するまで課税されないのか、について見て来ました。

業者ごとにスワップポイントの取り扱いは異なるところがあるので、口座を開設する前にどの業者がどの様な取り扱いをしているのかは知っておいた方がいいでしょう。

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*1 ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2018年12月)

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